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2009/10/17

関口芭蕉庵

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永青文庫を出てからすぐの急傾斜の胸突き坂は神田上水・江戸川分水路、そのむこうに早稲田の街を見下ろす場所です。

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水路沿いに細長い遊歩道が設置され四季折々憩いの散歩道になっています。ここは江戸時代、目白台地と早稲田田圃の境目で、神田川から水路を引く土木工事に携わったのが若き日の松尾芭蕉。

芭蕉本人が庵を結んだのは深川芭蕉庵なのですが、関口芭蕉庵は神田上水の工事の時に芭蕉が数年間住んだ番屋の跡を、後世、芭蕉を偲ぶ場所として守り伝えられてきました。

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安藤広重の描いた江戸名所百景「関口上水芭蕉庵椿山」には当時の目白台地の端から早稲田田圃ののどかな風景が見られます。

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台地の斜面に配された池と当時の面影を残す鬱蒼とした森の中に小さな芭蕉堂があります。


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この場所は第二次大戦の空襲禍で焼失してしまったものをその後、講談社・キングレコード・光文社が主体となって修復と管理にあたり、江戸時代の面影が損なわれることなく現在に至っています。深川の芭蕉庵は江戸時代の大津波で流された後、場所がわからず、芭蕉遺愛の石の蛙の置物が見つかった場所を芭蕉庵跡地としています。この二つの芭蕉庵、それぞれ深く興味を覚える来歴に彩られていますね。カエルも自転車を漕いでここまでやってきた甲斐もありました(笑)。

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さてそろそろお昼の時間です。どこでご飯を食べようかなと考えたカエルはここから近いW大学のカフェテリア(学食)に12時ちょっと前に潜り込みました。

0910140085_2 すごい食欲ですね(笑)。学校見学の修学旅行の生徒に混ざって頂いてきました。

夫の学生時代のキャンパスの空気からすると隔世の感があります。整然と小奇麗、静かな雰囲気に包まれていました。

このあと、文京区役所シビックタワーに寄り道し、展望台でスカイツリーの様子をチェック(ウェブアルバムに投稿)しました。何とかは高いところが大好きなんです(笑)。この時なぜか通り1本間違えて区役所の駐輪場だと思って入りこんだのが、後楽園WINZ!超立派な駐輪場で、あれっとボケてみたりしましたが、まぁ無事に帰宅しました。自転車も交通安全、正しく守ってポタリングこれからも楽しんでゆこうと思います。

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コメント

◇エフさん◇

こんにちは♪
風景は変わっても地形は変わりません。
関口上水も護岸はコンクリで固められていますが
目白の小高い森から吹く風は変わらないのでは、と・・・・。
芭蕉が見た景色を描き残してくれた広重に
深く感謝ですね~。
私は自転車でいったいどこまで行ってしまうんでしょうね~(笑)

こんばんは♪
浮世絵の世界を散策できるなんて素敵ですね
水の流れは一緒かな~
はるかな江戸を思い描きながら2009年の風を
自転車でくぐりぬける
お腹いっぱいでも帰り道で消費できる・・・はず。

◇mikiさん◇

こんばんは!
風を切って自転車を漕ぐ爽快さ、たまりません。
気分はチャリンコ女子高生ですhappy02

おや、元パートナーさんと同窓だったんですね!
ウチの夫は貧乏学生チャンピオンで
擦り切れたGパンのさらにお尻が破れたところを
ガムテープで裏から押さえて講義に出ていたなどという裏話がたくさん!(笑)
ま~、その頃の平均的な学生像だったのでしょう。

W大のキャンパスは街と溶け合って
そこを歩く人々は学生であろうが住民であろうが
はたまた通りすがりの者であろうが
みな自然にそこに存在しています。
学食ファンも多いですね。
私も昔、公園ママだった頃、公園で遊ぶのに飽きたとき、
こんな街を子どもと一緒に探検していました。

 こんばんは、すがすがしいお天気が続いていて、ボタリングには最高の季節になりましたね。明日も気温が上がって 秋晴れのいいお天気になりそうですね。

 元パートナー(笑)も同じW大学に通っておりました。あまりまじめな学生ではなく、しょっちゅう海外に出かけては 貧乏旅行を楽しんでいたようですが・・・。 キャンパス内のカフェテリアでのお食事、いいですよね。まるでタイムマシーンに乗って 時間をさかのぼるような錯覚に陥るんです。 日吉に住んでいたころには K大学がありましたから、子供を連れて散歩に出かけていました。 学生時代の思い出は どこかほろ苦い初めてのコーヒーの味のような気がしました。 

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