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2010/11/27

11月のコスモス

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11月後半を乗り切れそう・・・・ほっ。
年末調整の書類を取りまとめるといよいよ繁忙期に突入。
慌ただしさにまぎれて忘れ物をしないように。
そしていつもスマイル&アイコンタクト!

2010/11/24

ペイネ美術館

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恋人たちのイラストだけを描き続けたレイモン・ペイネ。

愛し合う二人はお互いがそばにいるだけで幸せ・・・・

離れ々々なんて考えられない・・・・

いつまでも、いつまでも。

昔むかし、恋に恋する年頃は、きっとそうなんだと思っていた。

今はどうなのかって?

ノーコメント!

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枯れきった私のハートにじんわり・・・・枯葉に埋もれる恋人たち。

気に入って買ってきたポストカード。

2010/11/17

紅葉いろいろ

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宿場だったころから営業している旅館「油屋」。数々の小説・随筆に登場する追分の名旅館。

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分去れの碑付近、追分公園にて。この写真のどこかに英国の人気推理小説の主人公の像が・・・・誰?

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水の上にも織る錦~♪ 雲場池にて。

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紅葉はモミジばかりではない。クヌギやカラマツのシックな色にも目を奪われる。

オリンピックのスケート競技が開催された南軽井沢の塩沢湖畔は新しい観光スポットになっていて、軽井沢の著名な歴史建造物が湖畔に移築されている。朝吹邸やアントニー・レイモンドの「夏の家」、野上弥生子邸、淨月庵(有島武郎別荘)、堀辰雄別荘(のちに深澤紅子夫妻が譲り受ける)など。清涼な自然と文学風景が一体となって、これからも私たちは惹きつけられるだろう。

2010/11/16

深澤紅子野の花美術館

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建物は軽井沢郵便局の建物。明治後期に建てられ避暑で滞在する人々が頻繁に利用する旧軽井沢のシンボルでもあったが、今ではその役目を終えて塩沢湖畔のタリアセン内に移築されている。軽井沢の野に咲く草花を描き続けた深澤紅子さんの作品が2階に展示されている。深澤さんは盛岡市出身、堀辰雄や立原道造とも交友関係があり、立原道造が盛岡に旅をした際の彼女の実家に身を寄せている。「盛岡ノート」にその様子が描かれている。

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湖畔の森の向こうに時季としては珍しく白いものを被らない浅間山がどっしりと構えていた。

2010/11/15

雲場池

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2010/11/14

信濃追分宿3

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浅間神社境内に残る松尾芭蕉の碑。更科紀行で詠まれた句が大きな自然石に彫られている。芭蕉没後100年後の寛政年間に地元の俳人たちが建てたもので山頭火や子規など後世の多数の俳人たちもここを訪れている。

吹き飛ばす石も浅間の野分かな

この碑の右奥に室町時代の建築物として町内最古の浅間神社拝殿がある。火の山浅間山を鎮めるこの社は大山禰宜命と磐長姫を祭神とし、社殿後方には浅間山を背にして鬱蒼とした森林に守られて静まりかえっている。落ち葉は払われることもなく、うず高く降り積もりやがて雪に覆われる季節となる。

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高札場跡。私の住む街も宿場町なので高札場跡が残っている。高札場って何?とこの歳になってもわからない歴史オンチの私。調べてみたら、法令布告などのためにこうした形の掲示場所を設けていて、それは板に墨書きで箇条書きにされたものだったという。


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鐘楼は江戸に向かう方向の追分宿入口に分去れの碑と向かい合う形で建っている。

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枡形造りと呼ばれる宿場町特有の古い建築技法が見られる茶屋、「つがるや」。

(アキタホイ)追分の

(アキタホイ)枡形の茶屋で

(ヨー ホイ)ほろりと泣いたが

(アキタホイ)忘らりよか

北日本各地に残る追分節は信濃追分から伝わったということである。

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浅間神社や追分公園と旧中山道の間を流れる御影用水。軽井沢千ケ滝から取水し追分一帯を潤す流れ。浅間山の火山灰地で畑作しかできなかったのが、この堰が出来たことで稲作も出来るようになったとか。辺りの森林の落ち葉を集めて流れている。

2010/11/13

信濃追分宿2

立原道造は軽井沢、とりわけ信濃追分付近の風景をずいぶん詩に残している。                         

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夏の旅~村はづれの歌

立原道造・詩

                        

咲いているのは みやこぐさと 指に摘んで

光にすかして教えてくれた

                        右は越後へ行く北の道 左は木曽へ行く中仙道

私たちはきれいな雨あがりの夕方に

ぼんやり空を眺めて佇んでいた

                        さうして 夕やけを背にして まっすぐと行けば

                        私の みすぼらしい故里の町

馬頭観世音のくさむらに私たちは

生まれてはじめて言葉をなくして立っていた                      

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ここ追分の「分去れ」は、左が中山道、右が北国街道へ向かう。袖振り合うも他生の縁、ではないけれど江戸からの長い道中を共にした人々が、互いの旅の安全などを願いつつ名残り惜しくわかれたという場所。だから「分かれ」ではなく「分去れ(わかされ)」なのだろう。道祖神や馬頭観音、庚申塔などなど多数の古い石塔が並んでいる。また宿場町の常で刑場もこの近くにあったらしい。ここの常夜燈を背景に堀辰雄ら文人グループの写真が残っていて昔から何か人を引き寄せるものがあったのかもしれない。

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優しい表情で手を合わせる石仏に旅の疲れも癒された旅人たちも多かったことだろう・・・・。

2010/11/12

信濃追分宿1

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猛暑の影響で紅葉が今ひとつと言われる今年の秋だけど
コバルトの青空に紅・橙・黄、信濃路で深まる秋を堪能してきた。

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中山道軽井沢宿~沓掛宿と来て次が追分の一里塚。こんもりとした小山が目印。追分とは道が分岐するところ。江戸時代、越後へ延びる北国街道(ほっこくかいどう)と木曽を通り京へ登る中山道へ分かれる場所だったという。

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延宝7年に建立された常夜燈。旧中山道に数基残っている。

この旅ではかねてから興味のあった中山道・追分宿を訪ねて歩いた。軽井沢と言えば避暑地、夏ともなれば原宿の賑わいがそのまま移ってきたような旧軽銀座などに人々は引き寄せられる。追分は堀辰雄や室生犀星、立原道造など昭和初期に活躍した文人たちに愛された浅間山麓の小さな村。しかし今では宿場町の記憶も文人たちの記憶も遠く過去に消え去りつつある。シーズンオフ、ウィークデーともなれば追分の地を訪れる人もほとんどないが、静粛を好んだ故人たちの息遣いをかすかだが聴いたような気がした。

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泉洞寺は江戸時代に大きな賑わいを見せた追分宿で多くの信心を集めた曹洞宗の禅寺。境内には古い石塔や地蔵が鎮座し堀辰雄もこれらの地蔵に魅かれ何度も通ったと言われる。

秋の夜長に

 

いつ更けるとも知れないBarの一角で、静かに流れるオールドナンバー。

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またある夜に
            
            私らはたたずむであらう 霧のなかに
            霧は山の沖にながれ 月のおもを
            投箭のやうにかすめ 私らをつつむであらう
            灰の帷のやうに
            

            私らは別れるであらう 知ることもなしに
            知られることもなく あの出会った
            雲のように 私らは忘れるであらう
            水脈のように
            

            その道は銀の道 私らは行くであらう
            ひとりはなれ・・・・・・ (ひとりはひとりを夕ぐれになぜ待つことをおぼえたか)
            

            私らは二たび逢はぬであらう 昔おもふ
            月のかがみはあのよるをうつしてゐると
            私らはただそれをくりかへすであらう             

立原道造・詩
            
            

2010/11/11

堀辰雄山荘

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塩沢湖畔、タリアセン 初冬の冷気が漂う…

2010/11/10

晩秋

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  街道のはずれの古寺にて

2010/11/05

すがれゆく時季

野葡萄はちょっとかわいそうなことをした。梅雨明けごろまではわさわさとした緑で秋の結実がとても楽しみなほどだった。が、その後の猛暑で実のつきが悪く、辛うじて堪えたコたちがちょこちょこと実をつけてくれた。半日影になるよう場所を移してあげればよかったと、これは来年への反省。すでに黄葉し末枯れた風情を漂わせている。

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私が気に入っている近所の植木屋さんは目立たない裏路地にある。ここの女主人は山野草の目利きである。折々にのぞいていると、まるで「私を連れて行って~・・・・」と訴えかけているような草花たちに出会う。
「あ~、このコを育てたい!」
そうして私のもとにやってきた草花たち、健気にしっかり根付いてくれて、私は毎朝元気づけられる。

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小紫(紫式部)は実のもちが良くずいぶん長く楽しませてもらったが、色が悪くならないうちに刈り取ってドライにしている。刈り取り後の枝先にまた小さな紫が・・・・かわいいなぁ、本当にshine

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どのコも可愛いんだけど、日が昇って微かに照らされる鞍馬杜鵑の朝の佇まいに今は何よりも虜になっている。ホトトギスは半日影が居心地がよい草花、森閑とした山道でふと出会ってしまうような、そして古い記憶を呼び起されるようなそんな感覚に陥ってゆく。

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