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2010/11/12

信濃追分宿1

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猛暑の影響で紅葉が今ひとつと言われる今年の秋だけど
コバルトの青空に紅・橙・黄、信濃路で深まる秋を堪能してきた。

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中山道軽井沢宿~沓掛宿と来て次が追分の一里塚。こんもりとした小山が目印。追分とは道が分岐するところ。江戸時代、越後へ延びる北国街道(ほっこくかいどう)と木曽を通り京へ登る中山道へ分かれる場所だったという。

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延宝7年に建立された常夜燈。旧中山道に数基残っている。

この旅ではかねてから興味のあった中山道・追分宿を訪ねて歩いた。軽井沢と言えば避暑地、夏ともなれば原宿の賑わいがそのまま移ってきたような旧軽銀座などに人々は引き寄せられる。追分は堀辰雄や室生犀星、立原道造など昭和初期に活躍した文人たちに愛された浅間山麓の小さな村。しかし今では宿場町の記憶も文人たちの記憶も遠く過去に消え去りつつある。シーズンオフ、ウィークデーともなれば追分の地を訪れる人もほとんどないが、静粛を好んだ故人たちの息遣いをかすかだが聴いたような気がした。

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泉洞寺は江戸時代に大きな賑わいを見せた追分宿で多くの信心を集めた曹洞宗の禅寺。境内には古い石塔や地蔵が鎮座し堀辰雄もこれらの地蔵に魅かれ何度も通ったと言われる。

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