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2011/02/18

山襞の中に

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伊豆半島は若いころは夏の海の賑わいしか知らず
その山懐に隠された物語には見向きもしなかった。
いまだ人跡未踏にも近い原生林、山の頂きまで緑。
これでもかというくらい木々が隣の木には負けじと生い茂る。
東海地方でも有数の豪雨地帯でつづら折りの山道は
常に山崩れの危険にさらされながらも
いにしえから多くの人々が天城を越えて往来し
伊豆の歴史を綴ってきたという。

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近代橋梁の傑作と言われる河津七滝ループ橋。
30年ほど前の伊豆半島沖地震で道路が壊滅状態になり
その後土砂災害から人、モノ、道路を守るために作られた橋だという。
二重螺旋をゆっくり回旋しながら登り下りする。

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韮山の史跡、反射炉。
江戸末期、幕府が軍備のために江戸沖にお台場を作ったが
そのお台場の大砲に詰める鉄の砲身を鋳造したのがこの反射炉だという。
超高温で鉄を溶かすために洋式耐火煉瓦で築かれた。
崩れずに残っているのがすごいなぁ・・・・。

鎌倉武士が跳梁し、江戸末期の激動の裏舞台となり
さらに近代文学の舞台ともなり・・・・
まるで地層が重なってゆくように連綿と過去から未来へ
私にとっての伊豆の魅力はまだまだこれからかも~~。

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