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2013/11/27

陰翳礼讃

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思い出す家の佇まいは軒が深く天井も高く、黒く磨かれた建具や調度類。
かくれんぼして祖母に大目玉をくらった大きな仏壇や水屋。
陽盛りの中、家に入ると目の錯覚で昼間でも真っ暗。
幼いころ冬の寒い夜に炉端で気持ちよく眠りこけていると
父がひょいと抱き上げてアンカで温めておいてくれた布団まで運んでくれた。
うつらうつらとした意識の中でふわりと体が宙に浮かぶような感覚と
布団をかけられて肩口のあたりをさらに毛布などで囲われると
外がどんなに吹雪でも安心して眠りに落ちてゆけた。
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明るすぎるくらい明るい現代の住まい、確かに機能性、快適性に富んでいて
その中にどっぷり浸かってしまった私が
昔の住まいに暮らせるかどうかはわからない。
けれども古く駄々っ広い暗い家では何より人の温もりがいつも近くにあった。
ほのかな灯りのうれしさや微細な四季の移り変わりも
暗さの中だからこそ際立つのかもしれない。
少しづついつのまにか姿を消していった暮らしの景色。
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川崎市生田緑地内の日本民家園は
日本全国から寄贈・移築された古民家を使用しながらメンテナンスも怠らないことで
豊かな自然の中に溶け込んでまるで昔からそこにあったような風情を醸している。
もう何度も出かけた場所だけど来る度にその素晴らしさに感心する。
私の故郷特有の南部曲がり家の工藤家住居も大切に扱われている。
懐かしさに胸がきゅんとなった。いつかまた季節を変えて行ってみよう。

2013/11/22

藍と朱のあわい

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星ひとつ
夜の帳がおりるころ

2013/11/21

花屋の店先に並んだ♪

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みんな綺麗よ~(^^)

2013/11/19

隅田川土手

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どんな時でもこの眺めが
私を優しく包んでくれる
ひとりでも大丈夫。

2013/11/18

南天

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花の頃は見向きもされない地味な存在なのに
実をつけると誰もがハッと立ち止まるほどのあでやかさ

2013/11/16

紅一点

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緋牡丹の名前通り、
ぽってりと赤いサボテン。

2013/11/08

行道山浄因寺

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山行約5時間、高低差が激しい尾根歩きの末、
行基上人が開山したと言う浄因寺にたどり着きました。
本来は麓の月谷町から登り、
山門をくぐり境内から奥の院に至るのですが
両崖山、大岩山側から最初に寝釈迦のおわす奥の院に足を向けました。
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狭小な崖上に無数の野仏に守られるように
小さな寝釈迦様が横たわっていました。
赤ん坊くらいの大きさです。
何百年もこの場所で風雪にさらされながらも
足利の町を見守ってきたんだなと思うと
胸に迫るものがありました。
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この寺には清心亭という茶室があります。
岩場にきわどいバランスで佇むその姿は
葛飾北斎の絵にも描かれたものだそうです。
どんなにかきわどいかと言うと
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こうして床の一角が断崖にせり出しています・・・
数年前までは茶室として使用されていたそうですが
現在は立ち入り出来ないというのが残念。
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本堂も木造の渋みのある小さなお堂で山寺らしい佇まいです。
清心亭のある崖とは反対側の崖上にあり
このお寺の代々の住職さんのお墓は本堂の後方、
さらに上に登った場所にありました。
この山寺でお勤めをなさるのはさぞや体力のいることだったでしょう。
足利は古都、あちらこちらに鎌倉時代の歴史が眠っていて
今回はほとんど山上を歩いていたのですが
ふたたび街中も歩いて見ようと思いました。
(足利は3年前にも友人と訪れています→学都足利を歩く

2013/11/06

織姫山~両崖山~行道山縦走

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古より峠道を往来した幾多の旅人は

この人里の風景をどんな思いで見おろしたのでしょう。

旅の始まりであればはるか長い道のりに思いをはせ、

旅の終わりであれば安堵の思いや家路へとはやる思い・・・。

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織物の町足利の機織りの神様、
織姫神社で山行の安全を祈願し目的地の行道山へと出発しました。
山自体が昔から信仰の山だったらしく神社裏には古墳も見られました。
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頭上の紅葉に見とれるヒマもなく
100回以上捻挫しそうなゴツゴツした岩場で
足元にも目を配らないと危険でした(笑)。
苦しくなると大きな岩に手を当てて小休止、
不思議と落ち着きを取り戻せる気がして
手を当てるだけでなく抱きついてしまいました(笑)。
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ガマズミ
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ジュズダマ
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目に見えるものはすべて美しく
体の中にも澄み切った空気をたくさん取り込めた気がします。

2013/11/02

プラタナスの小径

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あの時は道に枯葉が
音も立てずに舞っていた
時は流れた

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