Into the Wild~荒野へ

そして僕は歩いていく まだ見ぬ自分と出会うため

映画のあらすじを読んで、以前夫から何回も聞かされた、大学時代の東京~阿蘇間のヒッチハイクの旅を思い出した。その話をするとき夫はいつも「女には絶対経験できないことだ、うらやましいだろ」と、少し自慢気に話すのだった。

思い立って二人揃ってお休みの今日、日比谷シャンテ・シネマに公開したばかりのInto the Wildを見に出かけた。

人もうらやむような恵まれた未来をあっさり捨てた22歳のクリスは、アメリカ大陸をヒッチハイクで北上、アラスカの荒野に置き去りにされた廃バスの中で最期を迎え、当時はアメリカでセンセーショナルなニュースとして話題になる。

ジョン・クラカワーが推理仕立のノンフィクションにまとめた原作をショーン・ペン監督が映像化。私が好きなロードムービーであり、またNATUREノンフィクションとしても楽しめる。見てゆくうちに、否が応にもわが息子を思い最後は涙が止まらず・・・・。佳い作品でした・・・・。

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日比谷にて。

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My Own Private Idaho

通院先の待合室で交わされる、ご年配の方々の人生を突き抜けてしまったような面白い会話に、笑いをこらえるのに必死になります、一応、本を読むフリをしながら・・・・(笑)。私がこの方たちと同じような会話に混ざるようになるのはあと何年先になるのでしょうか?

movie映画の話です。

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マイ・プライベート・アイダホは故リバー・フェニックスとキアヌ・リーブスが共演したロード・ムービーで、リバーはこの作品を最後にこの世を去っています。

リバー・フェニックスは少年~青年前期の男子の内面的心理を痛々しいほどに感じさせてくれる俳優でした。羽化する小鳥が、じっとその体の違和感に耐えているのにも似て、その違和感に耐えられなくて大人になる事に挫折してしまう心、そんなように感じながら観た作品です。

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失われた恋について

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梢に積もる雪、林の中を歩いているとバサリと落ちてくる雪の音、新雪に足を踏み込む時の感触、北国で育った自分がとうに失くしたと思っていた感覚がよみがえるようでした。

ここで何度か書いた立原道造のこと、水戸部アサイとの失われた恋について。最近出かけた別所沼の冬の風景・・・・。私はロマンチストではないけれど、冬ってやっぱり切ない思いをかきたてるものがあります。

道造の死とともに儚く散った恋とアサイさんの後の人生を思うとき強くシンクロニシティを感じる物語があります。今更、と笑われそうですが「冬のソナタ」.です。最愛の初恋の人を失った者がその後どのような道を歩むのかというテーマにそって進行するストーリーは、秀逸なシナリオと美しいカメラワークに支えられて、このドラマがなぜあれほど人気を呼んだのか改めて認識するほどです。できれば韓国語版で観た方がいいです。

Gallery_04誰にでもきっと心に秘めているものがあるように、私にも冬のある風景とともに思い出す人がいたりします(これ以上は秘密!)。

道造やそのそばにいつも静かにいたアサイさんの存在に深く思いをこらしたり、冬ソナを見てはチェ・ジウのひたむきに人を思い続ける姿に涙を流す私がいます。

ある方も私とは違う観点でブログで取り上げて下さっています。能を構築するテーマでしばしば見られる「死者への鎮魂」に重ねてご覧になっているようで、次のレビューに期待が高まります。いろんな鑑賞の仕方があっていいし、「男は冬ソナをこう観る」というのが面白いな~と思いました。私の場合は道造と無理矢理くっつけちゃいましたけど(笑)。

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660万難民の壮絶な引揚

昨日の夜、NHKで放映されたその時歴史が動いた.「戦後引き揚げ 660万人故郷への道」を視聴した感想を昨日の日記に書こうと思っていました。引揚の歴史はまったく知らないことではなかったのですが、番組終盤で厚生省博多引揚援護局二日市保健所の生々しい実態に衝撃を受け、その夜は日記に書くよりも、まず頭の中を整理するために、ゆっくりと布団の中で様々な思いを巡らせていたら、目が冴え々々となり、眠れない夜を過ごしました。忘れかけていた記憶にもう一度くさびを打たれたような気がします。

当時の内閣(陸軍)が満州という他人の土地に勝手に理想国創出を企図し、満州開拓に一般民衆を巻き込んでいった経緯と、終戦直後に始まった彼ら開拓民の故国へ帰るための想像を絶する苦難。シベリア軍の国際法違反ではないかと思われる、満州への南下により壮年男性の多くがシベリア抑留となってしまったり、これらを含めて、終戦時に海外(主に北東アジア)にいた日本人の引揚が終了したのは、東京オリンピックが行われる3年前の昭和36年6月だったそうです。衝撃を感じます。

私の母は終戦時に上海近郊に居住しておりました。当時、華中鉄道職員だった祖父と祖母、母を含む三人姉妹の5人家族で社宅住まいだったそうです。テラスハウスのようなモダンな社宅で囲まれた広場には、当時上海にいたヨーロッパ各国の人々も出入りをし、広場に遊びに行くと彼らも一緒に無邪気にボール投げなどに興じるという、戦時中とは思えない長閑な雰囲気があったそうです。母の子ども時代は、彼の地では良き思い出に飾られているようです。

華中鉄道というのは当時上海~南京を結ぶ鉄路で、歴史上では南満州鉄道の影に隠れていますが、同じ国策企業と言っても、侵略に等しい開発を強引に推し進めた満鉄とは少々性格が違うようです。母達は幸運だったと思います。なぜなら、上海という沿岸部の都市に居住していたため、比較的早くに引揚が進み、家族全員一緒に無事に帰国できました。それでも引揚船に乗る時までの不安は今でも時々口にします。しっかり港に接岸できないために小さなボートと引揚船に渡しかけた細い橋を海に滑り落ちそうな恐怖と闘いながら乗船したりしたそうです。無事に帰ってきたからこそ今の私がいるのだと思うと感慨深いものがあります。

510np9rp2vl__ss500_対照的に北東満州など内陸部に移住していた日本人の苦労はあまりにも悲惨でした。

母の引揚体験を興味深く聞くようになったころ、私はこの本に出会いました。新田次郎氏夫人の藤原ていさん著作の「流れる星は生きている」です。気象庁職員として満州に赴任した夫・三人の子どもたちとの生活が暗転、シベリヤに抑留された夫と離れ、女手一つで子どもを抱えて日本に帰るまでの苦難の道のりが描かれています。「母の愛」「生への執着」「困難に真正面から向き合う強さ」などなど、いろいろな事を考えさせられました。

歴史上稀なわが国の国民の難民体験を、事実に基づき情緒を廃した冷静かつ強靭な精神力を感じさせる筆致で書かれているのが、むしろ藤原ていさんの戦争に対する激しい怒りを訴えかけているようでした。余談となりますが彼女は引揚の際に苦難をともにした知人、友人の相次ぐ悲報に悲観し、遺書としてこの本を残そうとしたそうです。平和を願う人、人種を問わず、多くの国々の人々に読んでもらいたいと思います。

一昨年、「国家の品格」を書いてベストセラーになった数学者の藤原正彦氏は新田次郎・藤原てい夫妻のご子息であるのは知られすぎるほど知られていることですね。

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お弁当の思いで

きょう朝ドラの新番組「ちりとてちん」を観ていたら、遠足のお弁当がお蕎麦だったという話で、私も蕎麦好きで弁当にして持ってゆくほどだからちょっと笑えました。(さすがに子どもの弁当にはしませんでしたが)。

お弁当は毎日のことですから悩みながらも「え~い、こんなもんでど~だ~」でいつもやっつけてしまいます(笑)。何だかズルズル作り続けている感じ(笑)。いつだったか、ちょっとやる気のない弁当を作ってしまい(多分、揚げ物や炒め物が多かった?)、夫が「こんなに油っこいのは食えない!これだったらオレはタクアンだけのおかずの方がまだマシだ!」と怒り、私も逆ギレして「わかったわよ!覚えてらっしゃい、明日からタクアン攻撃してやる~」と夫婦喧嘩に発展したことがありました。タクアン攻撃は諦めましたけど、その時のことはよ~く覚えています。食べ物の恨みは怖いのです(笑)。

その昔、静香ちゃんという背の高くて綺麗な私の高校時代の友人が、ある日いつものように一緒にお弁当を広げた時に蒸かした大きなサツマイモを1本取り出して美味しそうに食べはじめました。一瞬驚いた私は「何でサツマイモなの?」と尋ねたら、お母さんが寝坊してお弁当作る時間がなくて、前の日蒸かしたサツマイモがあったので持ってきたそうでした。当たり前のように美味しそうに芋を頬張る静香ちゃんをその時ちょっと尊敬しました。私だったら一日不機嫌だったかもしれません。お弁当くらいは親に頼らなくてもその辺のものを詰めて適当に持ってくればいいんだとその時初めて思いました。

私のもっとスットコドッコイなのは箸箱に箸を入れるのを忘れたり、なぜか片方1本しか入ってなかったり・・・・なので、「ちりとてちん」のヒロインの母親役の和久井映見には親近感を感じながら観ています(笑)。

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幸せのレシピ

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今月末から公開、レストランの料理長を演じたキャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演幸せのレシピ.

昔からこのテの映画に弱い自分。やっぱり~、綺麗な女優サマが恋だの愛だの仕事だのに食べ物を絡めてくれば、これからの食欲の秋も、オシャレな秋もしっかり両立できそうな気がするのですが、いつも結果は食欲暴走、体重圧勝です。

キャサリン演じる主人公の完璧主義な仕事人生に優しく豊かな破調を与える副料理長と姪っ子の存在。身近な人を改めて見つめてみたくなる映画かもしれません。

D112038768Mgbca16086食べ物絡めた映画の中で私の心に残るのはこの二つの映画

ジュリエット・ビノシュがフランスの田舎町のチョコレート屋の女主人を演じ、ジョニー・デップと共演した「ショコラ」。恋は甘いけれど人生はほろ苦い、アメリカ映画だけどちょっとフランス映画っぽいエスプリを感じます。

もう20年以上前の映画になるが、ダイアン・キートン主演の「赤ちゃんはトップレディがお好き」これはコメディでした。ダイアンは当時の私の憧れの女優でした。

80年代、ファッションもこんな肩パッドの大きいのが入ったスーツで颯爽と歩くのがかっこよかった時代ですね。でも私はあれを見るとどうしてもアメフトのユニフォームを思い出して笑えるんです。ありますよ、そんな服着た写真!ヘルメットかぶってちょうど全体のバランスがとれそうなヤツ・・・・(笑)

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竈返し(かまどけぇし)の物語

NHKの朝ドラ「どんど晴れ」見てますか~?私は社食でお昼の再放送を他のパートさんたちと弁当をパクつきながら仲良く一緒に見てますよ。社食内視聴率は近年の朝ドラの中では一番ですね。いろいろと突っ込んだり、勝手にこれからのストーリーを推測したりしながら視ているので、ま~、かしましい事!(笑)。

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ここ数週間は白石美帆演じる彩香と夏実の女将の座を巡ってのライバル争いがオバサンたち(もちろん私も含みます)をヒートアップさせていました。彩香は老舗料亭の跡取り娘として生まれながらも、生家の破産のため盛岡を追われ苦労を重ね、人間不信の固まりのまま加賀美屋に乗り込み女将の座を狙うというしたたかなダーティーヒロイン。

夏実が民話で言うところの「幸福と繁栄をもたらす座敷童(ざしきわらし)」ならば、彩香は南部言葉で言うところの「竈返し(破産者※竈消しとも言う)」として夏実とは対照的な役回りとなっていました。

古い家には竈の神様がいて繁栄の象徴であり、その竈の火を消すことは没落に他ならないのです。地元盛岡でも現実としてこの数年のあいだに、老舗(日本酒の蔵元など)が相次いで廃業に追い込まれる事態が続いており、ままならぬ事情があるにせよ何か寂しいものを感じるのは私だけではないようです。私はこの「竈返し」という南部言葉は、「破産する」とか「身代をつぶす」の言い回しより、何となく南部人の哀切な心情が込められた方言だと思います。

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旅館加賀美屋もまた安泰ではなく旧態以前の家族経営の弊害から、竈返しの危機に実は瀕しているらしいです(笑)。来週以降は横浜のホテルマンから実家に「Iターン」した征樹(内田朝陽)が経理にメスを入れることで老舗の屋台骨が大きく揺らぎ始める加賀美屋と人間模様、朝陽君の男ぶりがどれだけ上がるかに注目しましょう(笑)。

最近の私は大河ドラマの「風林火山」もしっかり視ているわけですが、山本勘助役の内野聖陽は10年以上前の朝ドラ「ふたりっこ」で棋士を演じていた時から気になる役者でした。同時期NHKの看板ドラマの中心俳優に「内田朝陽」と「内野聖陽」、偶然なのか名前が似ていますね~。

きょうは朝ドラウォッチャーの独り言(脱線しながら)でした~♪

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「しゃべれども しゃべれども」

昨日、朝のうちに出かけた銀座はまだ人並みも少なく、ゆっくり歩けました。映画を見るまで時間がたっぷりあったので、東銀座の岩手県のアンテナショップ、銀河プラザに寄り道。歌舞伎座のはす向かいにあります。今だったら山菜類などの産地直送ものをおすすめです。さっそく根まがり竹を油揚げとひじきでさっと炒めて夕飯の一品にしました。

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映画館では、レディースデーと一日のサービスデーが重なり、なかなかの客入りでした。おまけに杏露酒とブルーベリー酒のミニパックを頂いてご機嫌です♪

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銀河プラザ内の芽吹屋で饅頭も何個か買ってきました。

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この映画は、私がよく行く場所がたっぷり映像で使われていてそれを見るのも楽しみでした。三つ葉とその祖母、春子の何気ない会話の中にしっかり落語の諧調が流れていて、爆笑ではなく、思わずクスリ笑いしてしまう生活が描かれています。八千草薫は「サトラレ」でも孫を育てる慈しみ深い祖母役でしたが、今回はしゃきしゃきした元気者の祖母を演じてくれています。大好きです。こちらもご覧下さい→「しゃべれども しゃべれども」公式サイト

何が好き、とか、誰が好きとか、素直に伝えることが出来ずに、ついひねくってしまう無器用な人々に対する温かい目線を感じました。私もそんな無器用な人間だから・・・・。

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Field of Dreams

西武裏金事件で感じたことですが、スポーツの世界にフェアプレーの精神が廃れてしまったのは何も今に始ったことでありませんよね。金にまつわるきな臭い話は、今まで幾度も囁かれながらも暗黙のうちに消え去っては浮かぶ、その繰り返し。しかしとうとう白日にさらされることとなりました。自業自得と言えばそれまでですが、なんとも痛ましい感じがするのは、大人のエゴに巻き込まれ、当時は子どもだった選手が矢面に立ち、くちびるを噛み締めて謝罪会見に臨んでいる姿です。思わず涙が出ました。何という耐え難い試練かと思う一方、もう一人の早大4年生の父親などは「悪いことをしたとは思っていない、西武には息子の人生を台無しにされた。」・・・・呆れた親だと思いませんか?「金に目がくらんだ親のあなたも同罪です。」と誰かはっきり言ってやってください(怒)。

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こんな不愉快な事件のお口直しになるかどうか・・・・。1989年ユニバーサル・スタジオ作品、ファンタジックな映画です。平凡な農夫レイ(ケビン・コスナー)が、とうもろこし畑で働いている時に聞こえた幻の声に従って、畑をつぶし野球場を作ってしまったところから始る物語。夢を追い続ける勇気や、米国のベースボール魂などといったものに触れた気持ちがした映画でした。野球オンチの私の感想ですが、今でも心に余韻が残っているとても良い映画だと思います。

余談ながらケビン・コスナーの主演作はかなり観ています。「ボディ・ガード(1992年)」はもちろん、「ロビンフッド(1991年)」も面白いのですが、娯楽的に一番なのは「アンタッチャブル(1987年)」でしょう。禁酒法時代のアメリカ、ロバート・デニーロ扮するアル・カポネの暗躍を阻止する財務官の面々に、ケビン、そしてショーン・コネリー、アンディ・ガルシアなどなど、眩すぎてクラクラする俳優陣でした。そうして何と言っても自らチェロキーの血を引くというアメリカ先住民族の物語「ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年)」は彼の代表作でしょうね。「メッセージインナボトル」あたりから作品の質、興行成績ともに低迷を続けているのが気になります。

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COOL JAPAN

最近、クール・ジャパンというフレーズをあちらこちらで聞くようになった。今朝も出勤前に慌しく開いた毎日新聞に「和をめでる」というシリーズが始っているのを見つけ、つい時間を忘れて読み入ったしまった。

D111904697第一話は女優の樋口可南子さんの「住」にまつわる記事である。樋口可南子さんといえば、「阿弥陀堂だより」という映画の中で女医を演じ、その女医が「パニック障害」と呼ばれる心身のバランスを崩す病にかかってしまう。都会を離れ、長野県の飯山市の街はずれに立てた「正受庵」という小さな庵で夫とともに快復に向けて静かな生活を送る様子が、庵を取り囲む美しい風景とともに描かれていた。

今朝の毎日新聞の記事によると、実は鉄筋造りの集合住宅に住んでいた樋口さん自身も窓の外の高層建築群に迫られるような息苦しさを感じることが頻繁になり、ご主人の糸井重里氏とともに熟慮の上、現在は京都府内の田園地帯に伝統的な日本建築の住まいを建てて移住したそうである。映画さながらの事が樋口さんの実生活でも起きていたのである。お二人の職業柄、庶民としては到底真似の出来ない事ではあるが、その心境はとても共感できるものがある。

欧米風の住宅(一戸建て、集合住宅含めて)というものは、快適で合理的に作られてはいるが、実は人間を甘やかす造りでもある。伝統的な和風建築は「冬は寒く夏は暑い」ので必然的に暮らす人間の知恵が必要になる。しかし、その建物自体は環境に害を与えないし、そこで暮らす人間は逞しくなる。私も、実は近代的な集合住宅の快適さを貪るものである。樋口さんほど感覚は鋭敏ではなく、むしろ鈍感で、しかも貧乏だから今の場所を動けないだけである。なにせ、スイッチ一個でお湯が沸き、空調が利くなどの機能に囲まれて、もう自分を甘やかすだけ甘やかしている。昨日の記事に書いたように、やはり手足を動かし、生きるために必要だった元々人間の持っている本能みたいなものを失わないようにしなきゃいけないかな~、なんてまとまりのつかない頭でボンヤリ考えたりする私なのであった。

「COOL JAPAN」、いろいろな解釈ができるかもしれないけれど、「人間を甘やかさない日本の暮らし」ではないかと思う。

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エデンの東

Photo_18子どもが大人の正体を初めて見破った時、大人が神の様な理知を持っているわけでもなく、その判断も時に愚かしく、その思考も時に過ち、その意見も公正を欠くことがあるのだということが、深刻な小さい頭の中に初めて入り込んだ時、子どもの世界はただわけもなく荒廃に帰してしまう。

神々は転落し、一切の安定が喪失してしまうのだ。それは少しだけでは止まらず、転落するとなれば、木っ端微塵に砕け散るか、青黒いどぶ泥深く沈んでしまうかするということだ。

それらを再建するのは退屈極まる仕事である。神々は元通りの光は放ちはせぬ。そして子どもの世界は決して完き形を回復しはしない。傷ましい成長の姿である。

スタインベック「エデンの東」より抜粋・引用

「エデンの東」は聖書のアダムとイブ、カインとアベルの物語から題材を取った父子そして兄弟相克のロマンである。引用した文章など、あまりにも現代の世相に呼応するようで、スタインベックのストーリーテリングの巧みさ、聖書を基にした人間洞察の深さ、普遍性に共感を覚える。人間は神に祝福され生まれると同時にまた原罪というものを背負わされてこの世に生まれる。しかし子どもの時であれ大人になってからであれ、背負いきれない重さの荷物を神は与えないものなのだ。苦しみながらも登場人物たちが信頼・愛情の再生にもがく姿は、刹那に生きる現代の私たちが歩み寄っていかなければならないものである。写真は東銀座の東劇、「エデンの東」エリア・カザン監督、ジェームス・ディーン主演、昨秋にリバイバルで上映していた。

最近の読書傾向として再読が多くなっている。曽野綾子、三浦綾子、平岩弓枝などよく読んでいた。曽野、三浦氏両方ともクリスチャンであり、キリスト教観が根底にあり、綺麗事でない女性の心の内や生き様に、今読んでも十分引き込まれる内容である。キリスト教の原罪という観念について思いを巡らせた、当時の私の心理状態が昨日のことのように思い起こされる。そうだった、あの時この小説に泣き、そして助けられたのだと。そして同じところでまた泣いているのだ。成長してないね、私(笑)

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天草テレビの女子アナ!

熊本には天草テレビというインターネット放送局があるらしい。実際に私は見たことがないのだが、今朝のNHKの番組で紹介されていて面白かった。代表取締役は金子寛昭氏、番組制作を夫婦二人で切り盛りしている、地元密着の放送局である。視聴は会員制を取っているが、他県にいる地元出身者の他にも、固定ファンも多いとのことである。

この放送局には人気の女子アナが二人いる。森シノさん(102歳)!、黒川ツルエさん(87歳)!のお二人である。

森シノさんの収録には必ず傍らに息子さんが控えていて、ディレクターの指示などをわかりやすく伝達する役目をしている。

なかなかアクティブに仕事をこなしているのは、黒川ツルエさんである。海の幸豊富な天草のグルメ体当たり取材、おいしい伊勢海老を目の前にして、入れ歯なので噛み切れないと残念がるツルちゃん。ツルちゃんは以前、脳梗塞で倒れたが、手術などの必要はなく、半年間の自宅療養に努め、また放送現場に復帰した。復帰後の初仕事は天気予報、彼女の長年の経験と五感!を生かした今まで見たことのない面白い天気予報である。いいな~、気持ちがほっこり、元気も出る!お二人ともいつまでもお元気で女子アナとして頑張って下さい。

折りしも無料動画共有サイトである「YOUTUBE」の話題、従来のテレビ視聴との共存や著作権や有害性など様々な問題をはらみながら、それでもインターネットの世界は常に駆け足で進歩(なのだろうか?)している。個人でニュース番組をWEB上で作れてしまう時代である。天草テレビのような素晴しい番組を作られている金子氏をお手本にしてもらいたいと思う。

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ハピネス三茶

今どき、そんなアパートあり?という、「ハピネス三茶」という木造賄いつきアパートに集まる人々の静かなようで、さりげなくドタバタの日常。幸不幸もほどほどなり・・・・なのにナゼか引き寄せられてしまった。「すいか」という、3年くらい前のテレビドラマの話である。

小林聡美の銀行OLと白石加代子の母子、床の抜けた部屋で暮らす大学教授役の浅岡ルリ子、売れない漫画家のともさかりえ、浅岡ルリ子の教え子で、ハピネス三茶に入りびたる中年男に高橋克美、小林の同僚で銀行の金を横領し指名手配の女に小泉今日子・・・・。小泉の失踪を契機にパラサイトな母子関係から独立しようと悪戦苦闘する小林聡美の姿は、ほのかに笑いを誘いつつ、既婚者の私でさえウンウンとうなずけるほど。白石加代子との絶妙な母子関係の描き方も良かった。

少し脱線。小林聡美は好きな女優である。頭の良いウイットに富んだ方で、三谷幸喜との婚約会見で報道陣に、「お二人で腕を組んだ写真を、」と、リクエストされた時に、それぞれが胸の前で腕組みをしたシーンは彼女らしいな~と思いつつ爆笑・・・・。

ハピネス三茶に漂う懐かしい空気感が好き。例えば、薄暗くなってきた夕方、ちゃぶ台でお味噌汁の具にでもなるのか、さやえんどうのヘタを取りながらおしゃべりするシーンや、金魚の墓を縁側の隅っこに作るシーン、歩くとミシッと音のする廊下・・・・。まるでフラッシュバックのように昔を思い出していたものである。

静かに足を運ぶ廊下の向こうにその部屋はあった

ひし形のすりガラスの小窓がはめ込まれた部屋のドア

ノックして声を少しひそめてあいさつする

引き戸が開く・・・・

はにかむ笑顔がひょっこりのぞいていた

「ハピネス三茶」の優しい時にもういちど会いたい

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さくら荘

よくある名前のアパート。

ここの2階の部屋で暮らしていた。

まだ、現役なのよね~。

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今さら・・・・なんですが

Photo_4 週末、韓流ブームがなかなか終わらない同僚から、「四月の雪」を借りた。とにかく見て、トキメキを感じて!というのだが、どうなんだろう、ラブストーリーというよりは、韓国映画もこんなロードサイドムービーっぽい作品を作るようになったんだね。セリフが少なく、カメラの長回しを多用する、ヨンさまのヨンさまによるヨンさまのための映画である。

私の場合特定の俳優にイレこむというのがあまりなくて、強いて言えば古きよき仏映画の文芸作品に多数主演したジェラール・フィリップ、かな~。スタンダールの小説を映画化したものに、よく出ていたな。モノクロームの画像に陰翳の美しいお顔がたまりませんでした。

で、ヨンさまに戻るが、同僚はしつこく感想を聞いてくる。ぺ・ヨンジュン、いいんじゃない?・・・・ね~、まじめに観てた?ソファに寝転んだまま居眠りしてたでしょ。~~ん、半分当たっている、ごめん。

韓国映画だったら、やっぱり「シュリ」でしょう。最後まで飽きずに観られたな。うん、あれは面白くて、いかにも映画っぽい作品で楽しめた。

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白いんげん

今日の朝刊にTBSの白いんげん騒動に関するお詫びの記事が載っていましたね。お粗末です。番組制作側は、新しい素材を次々に繰り出すため、料理法を含めた研究が足りず、内容を吟味せず放映するのが昨今のグルメ&健康食番組には目に余るものがあります。すぐに飛びついてしまう視聴者も、健康とは程遠い結果を招く自分の浅はかさに気がついているのでしょうか。そんなものに踊らされるのはもうやめませんか?私など、発注担当者にはブームはすぐに去るから、今さらそんな商品で売り込みをかけるのは止めたほうがいいんじゃないの?と、いつも声をかけるのですが・・・・。下火になってきた頃にまだ倉庫に、ど~んと在庫があると、つい「どうすんだよ~、この在庫~、自分で買い取って一生、食うか~?」とコワイ毒吐きオバサンになるのです、オ~、コワッ・・・・。

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黒木監督とATG映画

映画監督、黒木和雄氏が12日午後脳梗塞のため、ご逝去されました。75歳、宮崎県出身。

同志社大学から岩波映画を経て、独立後、製作集団「アート・シアター・ギルド(ATG)」の草創期を支え、「祭りの準備」などで原田芳雄ら当時の若手俳優を育成、最新作の原田知世・長瀬正敏主演で終戦をはさんだ当時の鹿児島を描いた「紙屋悦子の青春」が遺作となりました。「TOMORROW/明日」(88年)「美しい夏キリシマ」(03年)「父と暮らせば」(04年)など、戦争に翻弄されながらも、日常を静かに強く生きる人々を描いて強く心にせまる作品を世に問うています。

黒木和雄.の仕事

ATG映画といえば、80年代にはすでに確固とした評価を獲得していて、大森一樹(風の歌を聴け)や森田芳光(家族ゲーム)などが同時代の作品で懐かしいです~。低予算制作がコンセプトのATGでしたが評価が高まるにつれ、大作主義の大手映画制作会社も自社内に「~制作委員会」と銘打って、ATGっぽい映画を作る所が増えました。クラシック音楽にオーケストラの大作があれば、室内楽の佳品があるように、興行成績を度外視しても、職人的な作品を作る流れを起こしたと言う意味でも、映画界のエポックメーキングだったと思います。それに大きく関わった黒木監督をしのび、久しぶりにDVDを見ようかなと思ったりしています。(休みの日じゃからな・・・・)

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藤十郎・鶴田・さいばら

最近の土曜日の夜はNHKをつけっ放し、9時からのNHKスペシャル、10時からドラマ「氷壁」、11時からは「@ヒューマン」と、はしごしております。

4日のNHKスペシャルは、人間国宝中村鴈治郎が、元禄時代以来途絶していた名跡「坂田藤十郎」を襲名し、上方歌舞伎の活性化に取り組む姿を追っていました。芸の型や血筋を重んじる江戸歌舞伎に対し、人物・演技本位で役者のアドリブなどでも楽しめるのが上方歌舞伎なのだそうです。「近松の心中物」など繊細な情感のこもる芝居を上演して元禄のトップスターとなったのが藤十郎なんですね。京都南座での襲名披露の模様は、73歳を過ぎてなお芸に燃え続ける鴈治郎の夢と情熱が伝わってきて、ひとつ事に打ち込む姿の尊さを見た気がしました。その昔、日本史の試験問題に上方歌舞伎から出題され、「坂田藤十郎の名前」を書けなかった思い出があります。

さて「氷壁」(井上靖原作)、山男の話であり法廷ドラマでもあるのですが、ヒロインの美奈子という女性、20代で最初にこの本を読んだ時にあまり感情移入できないタイプだと思いました。夫の資力で実家の工場や自分のネイルサロンをバックアップしてもらっていて、それならそれで夫の資力がかすむほど仕事に打ち込めばいいものを、何かはっきりしないおなごじゃ~と思いながら見ています。原作がそうだから仕方ないんですがね。ストーリーの最後は結局ありきたりの悲劇のヒロインで、鶴田真由は映画「半落ち」での新聞記者役が良かっただけに、ちょっと不完全燃焼かな?

眠くなってきたな~、と思っていたら、@ヒューマンに大好きな西原理恵子さんが出ていたので、そのまま見続けました。大阪のとある公園のホームレスへの突撃取材、飼い豚に押し倒される西原センセ、ほんと楽しそうでした。自らの育児をネタにした漫画「毎日かあさん」は男の子を育てた母親ならウンウンうなづけて共感できるリアリティに満ち満ちています。「犬だと思えば腹も立たない」十数年前のやんちゃな息子に手を焼いていた頃、センセの漫画があったら、私の怒りジワも少しは減っていたかも・・・・。

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それはノスタルジーではなく

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現代社会への静かな批判でしょうか。

「ALWAYS 3丁目の夕日」という映画がなかなかイイそうです。高度成長期が始まる頃の東京の下町の情景を、CGでの東京タワーの建築風景を絡めつつ、変わりゆく生活スタイルにさらされ始めた人々の素朴な表情を描いて感動を呼んでいる、らしいですね。世の中に便利なものが溢れ始める直前の、ありふれた庶民の暮らしがいきいきと描かれています。歳時記に基づいた季節感や、ハレやケの生活観をとうに失い、すべてが均質化した単調な生活を送ることの多い現代の私たちには、心を揺すられる映像ばかりです。実はワタシの生活する下町には、ふとこうした時代に紛れ込んだような錯覚をおこす場所が数多くあります。忘れられたように存在するそんな風景がいとおしく、街歩きをしていてもハッと立ち止まる事が何度もあります。

この映画に少し関係して・・・・考えたことです。ワタシは決して懐古主義者でもエコロジー崇拝者でもありませんが、普段は出来る限り、簡潔なスタイルで生活するのが性分に合うようです。指一本で大した労働もなく事足りてしまう機器類に囲まれて生活していると、日々の生活で肉体労働がどんどん減ってゆきます。ワタシでもできる事、洗濯には風呂の残り湯をバケツで何回も汲むとか、衣類乾燥機は欲しくても我慢するとか、エアコンの増設も諦めるとか、暑さ寒さはMAXになるまでは機具類に頼らず衣類で調節するなど、ささやかではありますが。ワタシは携帯電話をも、いまだに持ちません。仕事で使用する分にはとても便利な点が多いのは認めるのですが、出張もほとんどなく、内勤がほとんどの今は必要もありません。プライベートではおウチの電話で十分です。現代の人たちがなくては困ると思い込んでいるものが、なくても不便を感じなくなればシメたものですね。

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マルセリーノの歌

ivcf2040 おはようマルセリーノ おめめを覚ませ

お日様 野原で 笑って見てる

マルセリーノ マルセリーノ 可愛い天使

一日おもてで 仔馬のように 

マルセリーノ マルセリーノ 走っておいで

以下、省略

汚れなき悪戯(1955年・スペイン)、ワタシが中学生の時に見た映画です。ある朝、修道院に捨てられた男の子の物語、ラストシーンでイエス様が男の子を天に召してしまう所は、泣けて、泣けて・・・ハンカチ10枚は必要です。カトリックの敬虔な祈りが、信者でないワタシにも静かに胸に迫ってきます。

冒頭に書いた詩は、映画に挿入されている歌の一部でして、ずっと覚えていました。息子たちが赤ん坊のとき、子守唄がわりに歌ったりしました。全編は長すぎるので割愛しましたが、本当に素敵な詩です。小学校の合唱コンクールで歌われているのを聞いた時は、不覚にも涙をぼろぼろとこぼしてしまいました。

男の子の名前は、映画の原題になっているMARCELINO PAN Y VINO、(マルセリーノ・パン・ブドウ酒)神様から名づけてもらいました。修道院の窮屈な生活の中で、無邪気な悪戯を繰り返すマルセリーノに手こずる修道士たち。それでも一人の修道士は、マルセリーノが時々こっそりイエス様と会話しているのを知っていました。パンとぶどう酒を捧げ、まだ見ぬ母に会いたいと願うマルセリーノでした。そんなある日、奇跡が起きたのです。ワタシにはとても悲しい奇跡に思えたのですが・・・。

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レッサーパンダ

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大好きな「地球ふしぎ大自然」(NHKテレビ)、おとといは中国の山岳地帯に棲息するレッサーパンダのドキュメントでした。可愛いかったです。森の中で一生懸命生きている姿が健気でいとおしく感じました。

レッサーパンダが立ち上がる謎を、きめ細かくカメラで追った生態をもとに解明しておりました。すくっと立ち上がって好物の竹のてっぺんの葉の柔らかいところを食べるのだそうです。これって、キリンが高い木の上のおいしい葉っぱを食べるうちに首が長くなってしまった遺伝子の原理と同じですね。よく比べられる「大熊猫」(ジャイアントパンダ)とも実は遺伝上の繋がりはないらしく、どちらかと言えばタヌキやイタチの仲間らしいです。それはともかくとしても、見れば見るほど可愛らしくて頬がゆるみますね。今年話題になった千葉の動物園の風太ちゃん、見返り姿がとても、フォトジェニックでした。

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ミスティックリバー

B0001FX6FU最近見たDVDからたぶん忘れられない作品の一つになるかもしれない、「ミスティックリバー」について一言・・・・。幼なじみの3人組、ショーン・ペン、ケビン・ベーコン、ティム・ロビンス、ワタシと同世代の中年俳優たちが、どんな演技で過去の傷を乗り越えていくのかと期待しながらも、不条理なやりきれない結末に心がすとんと落とされました。登場人物に一点の曇りもない幸福な人間は皆無だし、共感できる台詞もなかったです。あえて不条理な結末を取ることで、深刻なトラウマなどからの脱出など簡単にできるものではない、そこでもがき苦しむ者を救えるのはこの世に本当にあるのだろうか、という監督クリント・イーストウッドの静かで逆説的なメッセージをワタシは受け取りました。個人的には、ケビン・ベーコン良かったです。かなり日本の刑事ドラマを研究したのでは、と思わせる、内省的なキャラクターをうまく演じていました。やんちゃな風貌が好きで気になる役者さんではありましたが。それから、撮影場所となったボストンの秋の町がとても印象的でした。監督もかなり意識的にボストンの風景をこの作品で要所要所に挟みこんでいます。特に印象的だったのが、娘を失ったショーンの慟哭が響き渡る美しい森の場面でした。被害者、被害者の家族、ものものしい警官たちを飲み込んで、なおも静かな森の佇まいが秀逸な名場面だと思います。

むかし友人で某家電メーカーに勤務するそのご主人が、ボストンに赴任が決まりそうだと言う事で、いろいろ情報収集していました。アメリカの上品な田舎町という風に聞いていました。(結局、その話は流れてしまったんですが)

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昔、東大一直線、今ドラゴン桜

娘が見ています、珍しくこの時間リビングにいて

マロをひざの上に抱いて、「長澤まさみって、かわいいね~」

なんて言いながら・・・。

見るともなく見ていたら、ドラマの設定や出演者のセリフなど

過剰演出はありながらも、最近の学校経営的な面から見ると

ノンフィクションに近い感じを受けました。

生徒を獲得するには、受験実績や課外活動で全国に校名を

広めるのが手っ取り早い策になっています。

生き残るため、いたし方ないものがあるのでしょうが

それはあくまでも主役は経営であって子供ではないでしょう。

教育の原点から外れていくような気がしてなりません。

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見たいので・・・

結局、図書館に駆け込みました。
ジェラール様の映画、他の図書館にあると言う事で取り寄せです。
近所の公立図書館のヘビーユーザーの私は書籍・映画・音楽DVDなど
どうしてもチェックしたいものは、図書館に注文して買ってもらいます。
多分自分で購入していたら、保管する場所もないし、
収拾のつかなくなる状態が目に見えるので・・・。
この週末にはどっぷりとジェラール様の世界にはまっているでしょう。

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見たいのに・・・

TSUTAYAになくてがっかりしたのが
仏映画の1950年代ものです。
特に36歳で早世してしまったジェラールフィリップが
主演しているもの、どれでもいいからあるかな~?と
探して見たんですが・・・。

Photo_53パルムの僧院のモノクロの映像が
目にこびりついています。
原作の中では毒っぽい主人公が
この方が端正に演じたことで
だいぶ中和されていたように覚えています。

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