麻の長襦袢
夏の薄物を涼やかに着こなすにはいろいろな工夫が考えられるのだが、実家の母が縫ってくれた麻の長襦袢は肌ざわりがサラッとして気に入っている。絹の絽や紗のものにくらべて外気温を調節するのにやはり植物性の繊維は有効のようだ。
母の心尽くしが今になってしみじみと感じられる。億劫さが先立ってついついしまいっ放しになっているものたちにも、袖を通してあげたい気持ちが強くなってきた。
黒地の夏物のお召。上の白の麻の襦袢を下着に着ると、織りこんだ小さな丸紋が水玉を散りばめたように透けて見える。お召しという着物は先染めの糸を使って織られるので、分類上は紬と一緒であるが、紬よりはややフォーマルで、この着物も街着はもちろん、帯を変えれば、茶席や軽いパーティーなどにも着てゆける、大変利用範囲の広い着物である。
と、言いつつ、やっぱり暑さに弱い私は、相当に気合いを入れないと・・・・。
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♪山笠は千代町流れ 悲しみも押し流す・・・・
懐かしいチューリップの「博多っ子純情」を聴きながら、博多の街と山笠を思い浮かべている。
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