岩手には変な狛犬が多いです(笑)。以前に書いた久慈似内神社の狛犬や、母校近くの天神さんの狛犬もかなり個性的でユーモラス・・・・。ここの狛犬はファンが多いらしく世に珍しい狛犬のフィギュア(南部鉄製・釜定工房)まで作られるほどで、私も欲しいなあと思っていたものの今回は手に入れずに帰ってきました。
石川啄木が学校をさぼってここまでやってきて詠んだ歌です。
夏木立 中の社の石馬も
汗する日なり 君をゆめみむ
松の風 夜昼ひびきぬ
人訪はぬ 山の祠の 石馬の耳に
石馬というのはこの天神様の狛犬のことで、啄木独特の表現です。

天神さんには撫で牛もいます。私はかわいい「撫で牛」も大好きです。
この天神さんの撫で牛は石が古すぎるのか、あまり撫でられないのか、ツルツル感に乏しかったです(笑)。やっぱり頭を一番に撫でる私です。もう、遅いって!
この撫で牛の背の向こう側にチラッと見えるのが啄木望郷の碑へ下る道です。この天神さん自体が一つの小山みたいになっていて、盛岡市街を見渡す展望ポイントのひとつです。ちなみに岩山や立原道造の詩碑のある愛宕山などの眺めの良い場所もよく走っていたものです、ゼェゼェ!!(笑)。

この日は新校舎となった母校へ久しぶりに行ってみたのですが、ウチの学校の事務長さんのタイプって本当に世話好きで愛想がよくって・・・・イイ人です。この日会った後輩たちも年齢からいえば娘と言えるコたちで可愛かった・・・・私も当時はこんな風に先輩方に思われていたのかな~?

帰省するたびに主に中津川周辺の風景をここで紹介していますが、このあたりは盛岡城下の雰囲気が最も濃く残っている場所で、今もそういう街並みが市民にも愛されています。
上の橋際の丸竹茶屋は素朴な和菓子とお茶でほっこりできる場所です。軒の低い昔ながらの商家造りの店内は程よい暗さで、丸太を切ったテーブルと椅子の席で、南部鉄器などの民芸品の飾られた窓越しに狭い通りを行き来する車を眺めながら一服しました。
売っている和菓子にしても適正な価格で地元市民がおもな購買層であるところを見ると観光客目当てではないことがわかります。
この丸竹茶屋の並びにあるのが盛岡正食普及会の土蔵風の古い建物です。
名前が厳めしいのですが、店舗に入ると岩手産の穀類で作られたパンや焼き菓子などが売られています。
「地産地消」とか「マクロビオティック」とかのキーワードで表わせるお店です。パンの味はペストリーなどバターをたっぷり使ったものに慣れてしまった舌には、ちょっと無骨な味わい・・・・給食のコッペパンを思い出すようなそんな味?
建物はもともとは繊維問屋の老舗「井弥商店」の明治時代の土蔵だそうです。
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